エオルゼアの人々
裁縫の最上位装備をやっと自作できるようになった。帽子非表示はミスです。世界一かわいい
仕事中にネットをふらふらしてると、面白そうなものを作っている人を発見しました。
The diaspora Lodestone : ワールド別統計
良いネタになりそうですね。更には転載自由とのこと、本当に有難いことです。
というわけで本日は上記ページを元に、現在のIfritサーバの状況についてあることないこといっていきたいと思います。
とはいえさすがに全ての項目に対して言及していると、とんでもないことになりそうなのである程度抜粋していきます。興味が出てきたら各自でチェックをお願いします。
ワールドサマリー
まずは人口関連のデータです。
- 参考キャラクター数 22857
- ランキング 46/61
- GC所属キャラクター数 14636
- ランキング 34/61
参考キャラクターはLv10以上のキャラ、GC所属キャラクターはそのまんま読んで字のごとくです。作者様によると、Lv10以上という条件だけだと業者の捨てキャラでも上がってしまう領域なので精度的にどうだろうとのこと。そこで、弱イフリート討伐が条件のGC所属キャラクター数なら、ある程度アクティブプレイヤー数に迫れるのではということだそうで、確かに良い指標だと思います。
また、新キャラ作るのにも難儀するIfritサーバがランキングの半分より下というのはにわかに信じがたいですが、一覧を見て納得しました。EUやNAのサーバは数が少ない分、1つのサーバに多くのプレイヤーがいるようです。
ランキングの順位に結構な差が出ていますが、比較してみたところ、参考キャラ数中のGC所属キャラの割合が、日本と海外で平均１０％程度差が付いていることが分かりました。海外のプレイヤーは飽きっぽいのか業者が多いのかは分かりませんが、日本のほうがサーバ内でアクティブプレイヤーに出会える確率が高いのは間違いないようです。
キャラメイク
このセクションで気になるデータといえば…
- 守護神
- アーゼマ 17.2％
アーゼマってアレでしょ？カルンのボス。なぜアレが人気トップなのか…
- 開始都市
- リムサ・ロミンサ 16.7％
- グリダニア 41.5%
- ウルダハ 41.8％
これは要するにメルウィブ提督とカヌ・エ・センナ様とナナモ様との差ってことですよね。提督の責任問題なんじゃないでしょうか。ラウバーン？知らん。
- 種族
- ミコッテ♀ 21.3％
- ヒューラン♂ 16.5％
- ヒューラン♀ 15.4％
- ララフェル♂ 11.3％
- ミコッテ♂ 11.1％
- ララフェル♀10.5％
- エレゼン♂ 5.0％
- ルガディン♂ 4.4％
- エレゼン♀ 2.9％
- ルガディン♀ 1.4％
ちょっと意外な結果が出ています。ミコッテ♀がトップなのは予想通りなのですが、それ以下がかなり予想外です。「ララフェルよりヒューランの方が多い」「ミコッテ以外は女性より男性が多い」特にこの2点が驚きでした。普通のMMOだったら女性キャラが7割程度占めていてもおかしくはないはずです。TERAで発生したエリーン祭りが記憶に新しいところでしょうか。
ミコッテだけ妙に男女の差が激しいところを見るに、エリーン祭りに参加するような層はミコッテ♀へ行き、それ以外にはFFブランドで呼び込んだ一般人が振り分けられた、と見るのが妥当なところですね。
しかし総合すると女性が3%多いだけなんですが、バレンタインイベントは一体何だったんでしょうか。リムサに飛び交っていたシャウトは 求)ビター 出)ピュア ばかりでした。
レベル帯別ロール比率
- レベル50
- TANK 4,537
- Healer 4,139
- DPS 10,333
ちょっとこの数値ですが、次に述べる数値との乖離が激しく、また集計の基準がいまいちはっきりしないため、参考程度に見ておくのが良さそうです。
各ロールの最大レベル分布
- レベル50
- Tank 3728
- Healer 4176
- DPS 7276
こちらの数値ですが、これは作者様のブログに集計基準が記載されていました。
Tankを例にしますと「剣術士か斧術師のいずれかがレベル50に到達しているキャラ」すなわち、ワンダに行こうと声をかけた場合、そのロールを出せるキャラが何人いるかということになります。
ばらつきはありますが、CFで要求される1：1：2という条件を満たすには必要十分だと思います。にも関わらずルーレットのボーナスがほぼTANKになっているのは、IDだとナンバリングとかルート選択等TANKにかなりの裁量がある反面、面倒も多いのでそれを嫌った形でしょうか。かくいう僕も、キマイラハイドラ真蛮神クリタワくらいしかナイトを出せないファッションナイトです。こういうプレイヤー層も一部いるだろうと考えると、TANK不足もうなずける話なのかもしれませんね。
グランドカンパニー
- 所属
- 黒渦団 16.3%
- 双蛇党 23.4％
- 不滅隊 24.3％
- 無所属 36.0％
開始都市のデータと見比べてみると、興味深いことが分かります。開始都市のデータと比べて双蛇党と不滅隊は大きく減少しているにもかかわらず、黒渦団は人数を維持しています。これについては、ひとつ仮説をたてることが出来ます。
黒渦団 ル・アシャ大甲佐
こちらは黒渦団所属のル・アシャ大甲佐さんです。黒渦団が関わるクエストの発行及び報告が担当です。大甲佐は大佐扱いなので結構偉い人なのですが、事務的な申し送り以外では割りとフランクに接してくれます。そのギャップがたまらない感じです。
僕の建てた仮説とは、ル・アシャさんの魅力で人員の流出を防ぎ、また他国からの流入を促した結果の数値であるというものです。自信あります。
他国の担当はというとどちらも幸の薄そうな兄ちゃんとおっさんの中間のような人材で、大した魅力も感じられません。早急に人事異動を検討した方がいいレベルです。自衛隊だって最近じゃ女性や萌えキャラがポスターに出てるわけですし。
グリダニアは、ラヤ・オ・センナちゃんとア・ルン・センナ君あたりを投入してはどうか。しっかりもののお姉ちゃんと、ツンデレ気味のショタで男女問わず大きいお友達の心をガッチリキャッチしましょう。正直なところ、この2人が角尊として一本立ちした際は、双蛇党の重要ポストに収まるくらいしかないと思うんですよね。幻術ギルドも安定してますし。カヌ・エ・センナ様がしっかりしすぎていて三頭政治は成立しないので、それよりは実働部分を担ってカヌ・エ様の負担を減らしてあげると、今後のグリダニアは明るいでしょう。角尊という種族に血縁関係というのは他国にはない強みです。頑張ってもらいたいところです。
ウルダハは全体的におっさんとララフェルが目立ってしまい、キャッチーな女性キャラに乏しい感じです。もうしょうがないので親衛隊の鉄の結束を期待して、イエローリリーちゃんにでも任せてみてはどうでしょうか。仮にそうなった場合、僕は不滅隊には一切近寄らなくなると思いますけども。
長々と脱線しましたが、このデータで一番問題なのは無所属が36％いることです。
グランドカンパニーに所属することに、メリットはあれどデメリットはありません。メインクエストで必ず入隊させられるものをわざわざ脱退する酔狂な御仁がそうそういるとも思えません。
だとすると、この数字の大半はグランドカンパニー入隊部分まで進んでいない新規とそんなもんどうでもいいRMT業者のキャラ、ということになります。もちろんイフリート討伐までに肌に合わなくて辞めた人もいるでしょう。ギャザクラのみで暮らしている人もいるでしょう。そういったある意味マイノリティな層は8000人弱の無所属の中のどれくらいを占めるのでしょう。
そもそもこのゲームでRMTを行ったところで、大して良いことないはずなんですよね。金で用意できる装備よりも強いものが、それほど苦労なく取れるわけで。そんな中、今日もマーケットボードを眺めれば明らかに供給過多な状態。パッチ2.1で実装されたハウジングを核とした市場の乱れは、沈静化の様子を見せつつもまだまだ続いていきそうです。
確証はないにせよ、業者の可能性があるキャラがレベル50のタンクとヒーラーを合わせたくらいの人数で存在しているわけです。なによりもそれが一番不健全ではないかと思います。運営にはこのある意味死んだアカウントに対するなにか抜本的な対策を期待したいです。各サーバからある程度のアカウントを排除し、サーバの統廃合を行なってアクティブプレイヤーの密度を高める等、打てる手は色々あると思います。
今年1年がFF14にとって正念場だと思っています。運営にとってもプレイヤーにとっても実りある年になることを願ってやみません。
